国立光州博物館

朝鮮半島西南海岸地域の新石器時代遺跡に関する指標を土台として、麗水松島及び安島、新安可居島里の貝塚などを発掘調査し、新石器時代文化の究明に努めました。麗水月内里、突山世救地、高興雲垈里、宝城竹山里の支石墓や和順大谷里の青銅遺物出土追加発掘調査など、世界文化遺産である支石墓遺跡に関する調査も持続的に行っており、何よりも国立光州博物館が年次的に調査した光州新昌洞遺跡は、国内外の学界のみならず、一般市民に至るまで大きな注目を集めた遺跡と評されています。

また、霊岩内洞里甕棺墓、霊岩马水里4号墳、海南月松里古墳、光州明花洞古墳、咸平礼徳里新徳古墳、海南龍雲古墳、海南萬義塚、海南龍頭里古墳などを調査し、栄山江の古代文化を究明しています。

国立光州博物館ブランド化事業の一環として、開館以来、全羅南道地域の陶窯址に関する全面的な地表調査と共に、唐津三興青磁窯、光州忠孝洞粉青沙器窯址、高興雲垈里粉青沙器窯址などを調査して陶磁文化研究の基礎資料を提供し、同時に仏跡や民族に関する調査など100回以上にも及ぶ学術調査の成果を土台として、「アジア陶磁シルクロード拠点」韓国初の陶磁専門博物館としての役割遂行を試みます。

発掘調査